2人目が生まれてから、初めて感じた「兄妹育児の壁」──。
3歳のお兄ちゃんと、生まれたばかりの妹を育てる日々は、幸せだけど、想像以上に大変でした。
今回は、「ああ、しんどい…」と感じた正直な瞬間と、そこから私がどうやって少しずつ気持ちを立て直していったかを書いてみたいと思います。
同じように感じている方の参考になれば嬉しいです。

上の子の “赤ちゃん返り” が想像以上に辛かった
赤ちゃんと退院して、新しい生活がスタート。
3歳の息子が静かに赤ちゃんに嫉妬しているのを感じました。「妹ちゃんかわいい」と口では言ってくれるものの、ママが授乳や抱っこをしていると、急に不機嫌になったり大泣きしたりする日が何日も続きました。
私自身も寝不足や産後の不調で余裕がなく、つい強い口調で注意してしまい、自己嫌悪のループに陥ることも…。
妊娠中から息子にたくさん我慢させていることは分かっているので、少しずつ自分の考え方や行動を見直してみました。
私が少しラクになれた工夫
- 家事の手を抜く
体調がつらい日ややる気スイッチが入らない日は、無理に家事をしないようにしています。
「洗い物が残っていてもOK」「急がないものは後回しにしよう」と思えるようになりました。 - ざっくりと担当分けする
パパは妊娠中から息子の遊び相手やお世話をすることが増えていたので、その流れで「パパと長男」「ママと赤ちゃん」と役割を分けて対応しています。 - 息子とパパの “2人時間” を確保
新生児期は外出が難しいので、休日はパパと息子だけでお出かけ。帰宅後の笑顔に、私も救われています。 - 授乳するときは別室へ
ママが下の子に授乳する姿を見て寂しそうにしている息子の様子を見て、余裕があるときは別室へ移動したり、息子に見えないところで授乳するようにしています。 - ママと上の子との “2人だけの時間” を作る
体調が安定してきた頃、散歩やカフェなどで息子と2人きりの時間を過ごすようにしました。すると、息子がとても嬉しそうにしてくれて、「ママ、大好きよ」と唐突に言ってくれることもあり、2人だけの時間の大切さを改めて実感しました。
赤ちゃんと少し離れることで、「あぁ、息子もまだ3歳なんだな」と気持ちに余裕が生まれ、私自身の心もゆるやかになります。お出かけは、上の子のためだけでなく、私自身にとっても大切な気分転換になっています。 - 下の子のお世話中も上の子に声かけ
赤ちゃんのお世話の手伝いをお願いしたりして、息子が孤独を感じないよう工夫しています。手が離せないときに息子に話しかけられたときも、できるだけ目線を合わせて呼びかけに応えるように意識しています。
完璧じゃなくても、愛情はちゃんと伝わってる
兄妹育児は、上の子のケアと赤ちゃんのお世話を同時にこなすのが本当に大変。
でも、子どもたちの笑顔や「ママ、大好き」の一言で、また頑張ろうと思える瞬間があります。
辛い日があるのは、ちゃんと子どもと向き合っている証拠。
「今日も頑張ったよね」と自分に声をかけながら、完璧じゃない日々を重ねていけたらと思います。
まとめ|「しんどい」「辛い」は、ちょっとずつ軽くなる
今もしんどさが失くなったわけではありませんが、「全部をひとりで抱えなくていい」と思えるようになってから、気持ちが少し軽くなりました。
辛いときも、息子がちょっとずつ成長している姿を見ると、「もう少し頑張ってみよう」と思える瞬間があります。
誰かに話してみること。
家事を少し手抜きすること。
上の子をぎゅっと抱きしめること。
それだけでも、心が楽になるかもしれません。
育児を毎日頑張っているすべてのママやパパへ。
「頑張りすぎなくて大丈夫。今日も命を守った、それだけで100点だと思います。」
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